ペットとママの和、森小屋。

アニマルコミュニケーション,ペットヒーリング,ペット東洋医学(中医学)

ペットと同行避難の準備を整える

先日の地震。まだ余震や雨だったりと大変なことと思いますが被害が拡大しないことを祈ります。

 

先日、ペット災害危機管理士の講習を受けに行ってきたばかり。

 

その後、うちも避難用バッグ確認したら足りてないものや

賞味期限切れのものがドッサリ(*´Д`)

 

皆さん準備はされているかと思いますが今一度

飼い主さんの再確認のきっかけになれば良いなと思います。

 

 

 

環境省はペットとの同行避難を推奨しています

 

もちろんペットも家族だからと言いたいところですが

 

・人の心理的な面(飼い主さんのストレスの軽減、家にペットを残してきたので帰るなどで二次被害にあわないため)

・迷子、脱走などで野性化することを防ぐ、地域の人を守る


などの目的もあり

飼い主さんだけでなくペットを飼っていない人のためも含めて

ペットを飼っている方には同行避難を奨めています。

 

【ペットと自分の命を守ることは減災に繋がる】

【飼い主の役割=大きな災害があっても飼育し続ける】

 

 

地震が起こったらまずはすること

揺れが始まったらまずは自分の身を守ること。(ペットさんも)

※コンロの近くにいれば火も止めますが震度5以上でガスは止まるので火を消すのは無理しない。

 

揺れがおさまったらすること

 

まずはペットさんが外に出てしまうことを防ぐために玄関や窓など開いているところがないかを確認。

 

そして、もう一つして欲しい大事なことが。。

 

『呼吸』です

※これ実際に講習会でも重要性を語られました。。

 

私は呼吸法習っていて

 その効果と重要性はよーくわかっていますが・・

 

 

いざ!って時。(緊張した、感情が乱れたなど日常で)

そうだ、呼吸だ!って思いつかない(*´Д`)

 

一年半毎日やっている私がそうなんだから

そんな非常時に思い出してやれるかよ!って感じですが・・・。

 

非常時に自律神経は乱れる

(※冷静ではない事を自覚するのが大事)

その状態で次の行動をしても逆にあたふたする。

であろうことは覚えておいて欲しいです。

 

で、思い出したらやって下さい、呼吸。

肩の力を抜いて、なるべく息を長く吐く。がポイントです。

 

 

外出先で地震が起こったら

 

とにかく家に帰りたい・・(*´Д`)が本音ですが。。

どこから家に帰るかにもよりますが、すぐに自宅に向かう危険性もある。

 

徒歩で帰るという場合

・線路は電線があるので近づかない

・津波の危険があるので海、川の近くを避ける

・火災が発生している時は風向きに注意

・倒壊の危険があるのでなるべく広い道を選ぶ

 

などなど、帰り道の選び方だけでもこんなに。

情報が全くない状態で動いたら危険な事もあります。

 

 

ペットとの避難。避難場所と避難所

状況により避難が必要な場合を想定して予め近くの避難場所と避難所を確認しておく。

これ、中にマップも入っています(真ん中)↓

避難場所と避難所が載っています

※避難場所→屋外スペース、公園など、備蓄なしで一時的な避難の時

 避難所→主に学校など、限定的な生活場所、水、食料、トイレなどあり

 

環境省が推奨しているとはいえ自治体によってはペットの受け入れをしていない避難所もあるらしいです。

 

各市町村のホームページの防災のページに詳しいことが載っていたりします(分からないところは問い合わせすると教えてくれます)

 

ちなみにうちの府中市は問い合わせてみたところ

 

・すべての避難所でペット受け入れ可

(ペット受け入れスペースは事前に決まっている)

・頭数の制限は特になし

(飼い主さんがお世話出来る範囲であることはもちろんの事)

・ペットも同行した避難訓練を昨年は行っている

(今年も行う予定)

 

ということを教えていただきました。

 

各市町村で防災通知メールなどもあるので登録しておくと災害情報が来ます。

 

 

ちなみにこの冊子、じっくり読んだって方いらしゃいますか?

(東京以外も中身同じ冊子なのかな・・見たことないので分からないですが)

私はペラペラっと流し読みしただけだったのですが

結構良く出来ているらしいということを聞いて改めて読んでみると・・

すごく細かく書かれている!!

 

災害時の注意点や、用意するものから、応急処置方法などはもちろんの事

・ハエ取り器の作り方とか

・乾電池の大きさの変え方とか

・避難所での子供との遊び方とか

・包帯の代わりにストッキングを被る、とか( ゚Д゚)

 

過去の震災を教訓にしてスゴク練って作られているらしいです。

是非一度は読んで欲しい1冊です。

 

 

今すぐ出来るペットと飼い主さんの防災準備

それぞれのおうちで準備されていると思いますが。

とりあえずペットさんのものだけでも

・フードや水

・常備薬

・使い慣れているキャリーやケージ、首輪やハーネス

・食器

・ペットさん情報を記載したものと写真(携帯の画像でも)

・トイレ用品

・保冷剤やカイロなど季節によって必要なもの

・ラップ、ガムテープ、ゴム手袋など

 

など本当はもっと沢山あるだろうけど、とりあえず。

 

ポイントは

※持ち出し用バッグは成人女性だと5~7kgくらいまでに。

※いつも使うものを普段から少し多めに用意しておくこと。

※ペットさんの写真、情報(出来れば飼い主さんと一緒に写っている写真も用意しておく、再会できた時に飼い主さん確認などが楽)。

※首輪やハーネス、調整できるものかワンサイズ小さ目のものも一つ(災害時痩せてしまうことも想定して)。

 

 

あとはマイクロチップ、装着したのに登録してない人が結構多いらしいです。

確かに登録ひと手間かかりますがいざという時に再会率は高くなるので登録忘れずに。

 

実際の震災の時に意外と盲点だったのは

水、ご飯はあるのに器がなくて困った!が結構多かったらしいです。

割れない素材のものも確保しておいたほうが良いですね。

 

私は持っていませんがペット用の避難用品もあるそうです↓

 

 

と、 取り急ぎ書いてみたのでザックリです。

 

個人で出来る災害対策・・お住まいの地域や住宅事情、被害状況によって違うので

こればっかりは完全マニュアル化が出来るものでもないです。

ある程度のシチュエーションを想定して最低限出来ることを探すのみ!

(ワンちゃん、ネコちゃんでもまた対策が違いますしね(*´Д`))

 

そして非日常時にどれだけ人が共に連携出来るか・・

普段から多少は地域の交流をしておくことも大事ですね。

 

正しく恐れ、しっかり備える。

で、あとは安心して日常を過ごす。ですね(*‘∀‘)