ペットとママの和、森小屋。

アニマルコミュニケーション,ペットヒーリング,ペット東洋医学(中医学)

ペット同行避難について府中市から回答頂きました(*'ω'*)

ちょっと遅くなりましたが

台風19号時の府中市の避難所の対応について

府中市防災危機管理課の方からご回答頂きました。

 

府中市でも河川氾濫の危険があったため

避難所の開設があったのですが

その時の避難所の対応について

また、ペット同行避難について

私のSNS等にも様々なご意見いただきましたので府中市に問い合わせてみました。

私は避難所に行くことがなかったので現場のリアルな状況をお伝えいただきありがたいです。

私が実際に体験したわけではないので”こんなご意見ご感想”があったのですが

と確認したところ防災課の方にも同じようなお問合せ(厳しいご意見を)を

今回沢山頂いているとのことで、府中市の方では避難所での対応を概ね把握しているようでした。

 

まずは頂いた回答をざっくりですが

 

Q1 府中市ではペット同行避難を受け入れているか?

A1 受け入れている。

 

これは以前にも回答頂いた通り、

府中市ではペット同行避難を受け入れる方針は今も変わらないそうです。

 

ただ今回の避難で

・避難所に行ったけど拒否された
・そもそもペット同行避難を受け入れていない(という趣旨の説明をされた)

・HPを見たらペット不可と書かれていた(実際にはペットは屋内スペースに入れませんという表記)

などなどあったので府中市ではペット同行避難を認めない方針だと受け取られても仕方がないのですが・・。

 

準備不足、伝達不足の部分も否めないのですが・・

避難する方の数が想定するより多く現場が混乱していたり、いっぱいで他の避難所をご案内しなければならない状態で誤解を招く表現もあったようです。

 

避難所って必ずしも市役所の人が取り仕切っているわけではないので・・(その施設内の人たちで作る組織だったり状況によってですが)

もちろん避難訓練はされているのでしょうがペット同行に関しては把握していなかったこともあったのでは?と思います。

 

環境省でもペット同行避難を推奨していますし、

府中市としてもその方針ではあるものの今回の事で実際はまだまだ課題が沢山あったという点を認めて今後の改善に繋げていき、市民の皆さんにも何らかの形でお伝えできるように進めていきます、とのことでした。

 

Q2 府中市のどこの避難所でもペット同行避難は可能か?

A2 府中市では、どの避難所でもペット同行避難を受け入れる。

※ただし普通に避難している方たちとは別のスペース。

 

こちらも以前と変わらずですが今回

・避難所によって対応がまちまちだった

(不可だった、屋外ならOK、ペットのみクレートに入れて預かってくれた、などなど)

実際に避難所に行った方のご感想を聞いて

”場所によって全然違う・・”と私も感じました。

数時間の間に開設される避難所がどんどん増えていったので

避難が必要だった方も予想以上に多く対応も大変だったのは推測出来ますが

この点に関しても上と同じく対応に問題があったと認めて改善に努める。

 

 

Q3 今回のような台風時に避難所の屋外スペースでの避難は危険では?今後は?

A3 避難所の開設が必要になる災害を地震を前提に想定していたので

基本的にペット同行避難は屋根のついた屋外スペースと考えていたが今回の事で臨機応変な対応が出来ず今後の早急な対応策が必要と感じている。

 

・一応屋根はついてる屋外スペースに避難していたがこの暴風雨の中で雨風はきつく安全とは言えない場所だった。

 という避難はしたもののとても不安だったというご意見も多かったです。

(これは不安ですよね、あの暴風雨の中で逆に危険すぎる・・)

 

もちろん普通に避難される方とは別のスペースであることは理解できますが

最低限身の安全を守れる場所を用意してもらいたいと思ってしまいます。

この点に関しても改善案として

例えばブルーシートなどを用意してペット同行避難者にも施設の中に留まれるようになど検討中だとのことです。

 

本当にざっくり箇条書きに書きましたが

毎回府中市の防災危機管理課の方は本当に丁寧に一つ一つご説明頂き対応してくださってます。

 

まぁ、要するに”公助”(自治体)の部分が

まだまだ足りていなく甘かったということなのですが・・

 

頂いた厳しいご意見を受け止めたうえで

市民の皆さんに不安、誤解を与えてしまった対応を申し訳ないと謝られていらっしゃいました。

そして今後の改善策に取り組み市民の皆さんにも何らかの形でお伝え出来たらということでした。

 

環境省もペット同行避難を推奨していますが

公助の部分も中々難しい部分もありすんなり進むとは思っていませんが

府中市の防災危機管理課の方の対応や問題への向き合い方に私は希望を感じました。

 

あとは、私たちに出来ること(自助、共助)の部分。

事前準備や心構え、いざという時に周りの人たちと声あっての部分です。

(ここも十分とは言えないですね・・)

 

ペット抜きにしても、そもそも近くの避難所が分からない、とか

府中市のホームページ、電話繋がらない、とか。

 

災害時には中々アクセス出来ないです。

そして思っている以上に人は不安になります。

どう行動していいか分からないとパニックになります。

 

ということを前提に、

平常時にある程度シュミレーションして

分からない事は事前に確認しておいたり、

各市町村の防災メールを登録しておいたり、

 

正しく恐がり、安心して暮らす。ってやつです。

 

府中市もホームページから防災通知メール登録出来ます。

今回の台風でももちろんホームページなどはアクセス殺到で開けませんでしたが

防災メールはかなり頻繁に来ていました。

(今どこの避難所が開設しているという情報が変わる度に)

無線はかなり聞き取りづらかったので防災メールくらいは皆さん登録しておいて欲しいなぁと思います。

 

www.city.fuchu.tokyo.jp

 

そして防災マニュアル的なページも

一度は目を通してみて欲しいです。

www.city.fuchu.tokyo.jp

 

追記

2022年7月

水害ハザードマップうちにも入っていました。

ペットと飼い主さんが避難可能な避難場所には

わかりやすくペットのマークが(*'ω'*)

防災危機管理課の方頑張ってくださったのですね。


ケージやキャリーバッグを持参した方に限り屋内での同室による避難(一緒の部屋に入る)が可能です、と書かれています。

 

まだ読んでない方や失くした方はホームページからも↓

 

www.city.fuchu.tokyo.jp

 

自分の住んでる地域が

どのような状況で避難が必要かを確認しておくことが望ましいと思います。

住んでる場所によっては在宅避難のほうが良い場合もありますしね。

いざ、という時は誰でも慌ててしまうものなので

出来る限り落ち着いた行動が出来るように

何もない時ほど備えておきましょう。

 

災害は避けて通れないけれど、自助、共助、公助の連携で

最小限に被害をおさえる。

これが実現出来たらいいなと思います。