2年前に他界した元保護犬シェリコさん。(パピヨン♀)
今も私にとって特別な大きな存在。
私が話すことや言葉にしないことまで全て理解しているような子でした。とっても穏やかで精神性の高い子です。
保護されて皮膚もボロボロ、フィラリア陽性、子宮蓄膿症になる寸前のところできた子です。
我が家に来た時は怖がることも緊張も見えなくてただ一点をみたままお座りしている状態で無感情といった感じでした。置物のようにただ座っているだけ、喉頭麻痺があったので5分に1回くらい変な呼吸が始まるのでその呼吸で生きているなって確認できるくらいでした。ケージを出るとリビングをぐるっとゆっくり歩きながら一周してそのままおしっこもうんちも歩きながらただ垂れ流し、またケージに戻ってお座りした状態に戻ってしまい1週間ふせて寝ることもありませんでした。
そんな状況だったので来た当初は心配で心配で・・私もほとんど眠れず夜こっそり覗いてみてたり。でもずっとその状態で寝ないんですよね、真っ暗な中でお座りしてて目だけ光っているのでやっぱり寝てないなぁって何度も確認していました。
どんな環境にいたのかわかりませんが決していい状態だったとは思えません。そんなシェリコさんですがひとつひとつクリアし(1年半後には匂いも完全にとれて毛もフッサフサに!)感動させてくれました。
4年後には尿タンパクが出ていたことからタンパク漏出性腎症であることが分かりました。ラッキーなことに腎臓病研究されている獣医さんに出会ってその後4年とくに大きな症状はなく過ごすことが出来ました。最期は腎不全ではなく脾臓の腫瘍で他界しました。
最期まで穏やかだった子、感謝しかない。
シェリー。うちの子になってくれてありがとう。